●コマユバチ科の繭0809
カナムグラの葉の裏で見つけたコマユバチの繭、写真で見ると大きな繭のように見えるけれども、実際は寄生されたイモムシが6mm程度の大きさしかないので、普通の大きさの繭と言うことになります(^^)。
この状態だったら、持ち帰っても放置しておけばよいので、容器に回収して持ち帰ってきました。しかし、持ち帰ってから二週間経ちますが何の変化もありません。普通だったら、繭になってから羽化まで大して時間が掛からなかったような気がしますが、持ち帰ったことで葉っぱが枯れてしまったのが原因なのでしょうか。
ハチの繭には、当たり外れがあるようで、何と持ち帰っても羽化してくれない繭もあります。何か、最終段階まで行く間に必要な条件が、持ち帰ってしまうと不足してしまうと言うことなのでしょうね(^^;。
コマユバチ科の仲間0809 (ハチ目/コマユバチ科)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS HD 2X DGX
SS0.4 F14 ISO100 (撮影:2015.08.09, 横浜市港南区芹が谷)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS HD 2X DGX
SS0.4 F14 ISO100 (撮影:2015.08.09, 横浜市港南区芹が谷)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS HD 2X DGX
SS0.4 F14 ISO100 (撮影:2015.08.09, 横浜市港南区芹が谷)
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コメント
これ、どういう状態なんでしょうね。干からびた蛾の幼虫の傍らにあるのは、たぶんコマユバチの繭で、幼虫の背にくっ付いていたんじゃないかと思いますが・・・・。一方、蛾の幼虫の腹下にはヒメコバチ類とおぼしき繭が見えますね。1匹の幼虫に、コマユバチとヒメコバチが同時に寄生したんでしょうか。
あくまで推測ですが、蛾の幼虫にコマユバチとヒメコバチが同時に寄生した結果、ヒメコバチ幼虫の方が蛾の養分を優先的に得ることになり、コマユバチは充分な養分を得られないまま死亡。ヒメコバチは幼虫の体外に這い出て無事に繭化し、成虫が羽化していった(画像はよく見えませんが、何となく抜け殻っぽいものが見える気がする)・・・・ということかもしれません。あくまで推測ですが。
投稿: フッカーS | 2015年8月25日 (火) 05時55分
フッカーSさん、こんばんは、
そんなこと全然気にしないで撮って来ましたが、言われてみたら幼虫のしたの糸の具合はヒメバチの幼虫の作ですね。幼虫の下に、何か黄色のが見えていたのは知っていたのですが、フッカーSさん言われるような物語は浮かびませんでした。
これを見つけたときは、いつものコマユバチの繭か思っただけでしたが、ネタがないから撮るだけ撮っておくかという気持ちで撮ったもので、大したネタにはならないだろうと思ってました。
持ち帰った幼虫からは何も出てこないし、葉っぱは枯れてカビが生えて来ちゃいました。多分、このまま何も出てきそうにないので、週末になったら細部を点検してみることにします(^^)。
投稿: そら | 2015年8月25日 (火) 21時24分