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2014年8月10日 (日)

●コマユバチ科の仲間

ナカムグラの葉の裏にいたイモムシ君ですが、コマユバチが出てきて繭を作ったときに、一体化されてしまって移動できなくなってしまったようです。今回は、繭だったらお持ち帰りしても何とかなるだろうと言うことで、イモムシ君には気の毒ですが道連れになってもらいました(^^;。
数日後に、小さなハチが1匹羽化してきましたが容器の中で動き回っていて、結局のところ生前の写真を撮る前にお亡くなりなってしまいました。
このブログでは、生きている虫を載せることが中心になっていますが、ネタ不足を補うために亡骸になったハチを載せることにしました。
と、ここまで書いて確認してみたら、去年同じように捕獲して羽化させて生きた姿を撮ってブログに載せてました。同じコマユバチですが、変わりの記事を準備してなかったのでご勘弁ください(^^;。

8月12日追記
フッカーSさんから「寄生対象が鱗翅目幼虫で、触角鞭節が16節(各節の中央で二次的に分割されているので倍の32節に見える)で、後体節が短いといった特徴から、サムライコマユバチ亜科に所属するコマユバチだと思います。単寄生タイプでヤガ科の幼虫に寄生するとなると、確認されている候補は3種ほどですが、腹部背面や脚色まで完全一致するものが見当たらないので未確認の種類かもしれません。候補としては、Cotesia属かMicroplitis属のどちらか。」とのコメントを頂きましたので、記事の追加を行いました。
フッカーSさん、ありがとうございます。

コマユバチ科の仲間 (ハチ目/コマユバチ科)
Komayuabchi_1408091 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.6  F14  ISO100  (撮影:2014.08.03, 横浜市港南区芹が谷)

Komayuabchi_1408092 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.6  F14  ISO100  (撮影:2014.08.03, 横浜市港南区芹が谷)

Komayuabchi_1408093 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2  F14  ISO100  (撮影:2014.08.07, 横浜市港南区芹が谷
)

Komayuabchi_1408094 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2  F14  ISO100  (撮影:2014.08.07, 横浜市港南区芹が谷)

Komayuabchi_1408095 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2  F14  ISO100  (撮影:2014.08.07, 横浜市港南区芹が谷)

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コメント

寄生対象が鱗翅目幼虫で、触角鞭節が16節(各節の中央で二次的に分割されているので倍の32節に見える)で、後体節が短いといった特徴から、サムライコマユバチ亜科に所属するコマユバチだと思います。単寄生タイプでヤガ科の幼虫に寄生するとなると、確認されている候補は3種ほどですが、腹部背面や脚色まで完全一致するものが見当たらないので未確認の種類かもしれません。候補としては、Cotesia属かMicroplitis属のどちらか。

投稿: フッカーS | 2014年8月10日 (日) 16時04分

ちなみに、寄生対象の幼虫やくっついてる繭は前回と同じに見えますが、羽化した成虫の腿節の色が前回とは異なるのが気になります。
個体変異なのか、雌雄の違いなのか、別種なのか・・・・悩むところです。

投稿: フッカーS | 2014年8月10日 (日) 16時06分

フッカーSさん、こんばんは、

詳しい情報(サムライコマユバチ亜科ですか)、いつもありがとうございます。
私には、前回と同じシチュエーションと写ったので、同じ種だと言うことに直行しました。
しかし、寄生バチが出てきても本体は死なないけれども、結果として移動できない状態になって餓死してしまう、と言うのも凄い世界ですね。繭の糸をほどいて動けるようにしたら、どうなっていたのでしょうね(^^;。

投稿: そら | 2014年8月10日 (日) 20時53分

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