●ミズアブ科の仲間はトゲナシミズアブと言うことに!
見た感じだとミズアブの仲間に該当するのだけれども、チョンボがあるので保証は無しです(^^;。
雰囲気的には、前に掲載した青い目のハエに似ているように思いますが、翅の色が違っているし体型も違っているので同種ではないと思います。
杉の木の表面に止まっているのを数匹確認していますが、細かく確認はしなかったのでオスとメスの両方が居たのかは不明です。
眼の色が、深みのある青緑色でキレイで、この色合いだったら光線の加減でもっとキレイに見えるかも知れませんね!
春になって、ハエもたくさん目にするようになりましたが、一つずつ良く見ないと中には意外なのが隠れていそうな気がしてます(^^)。
5月1日追記
ezo-aphidさんから「小楯板にトゲが無いことなどから、Allognosta属(トゲナシミズアブ)と見立てました。日本産6種の中で、複眼に長毛が密生するのは A. flavofemoralis だけとのことなので、それにします」とのコメントを頂きましたので、私としてもコメントに従って記事の追加訂正を行うことにします(^^)。
ezo-aphidさん、毎度ありがとうございます。
トゲナシミズアブ (ハエ目/ミズアブ科)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.8 F16 ISO200 (撮影:2012.04.22, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.0 F16 ISO200 (撮影:2012.04.22, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.8 F16 ISO200 (撮影:2012.04.22, 港南区芹が谷)
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コメント
見づらい翅脈なので読みこみが怪しげですが、小楯板にトゲが無いことなどから、Allognosta属(トゲナシミズアブ)と見立てました。日本産6種の中で、複眼に長毛が密生するのは A. flavofemoralis だけとのことなので、それにします(文献は Nagatomi & Tanaka,1969 「Actina Allognosta」で検索)。
「青い目のハエ(2010.06.01)」の方も同属のようで、A. sapporensis または A. shibuyai という奴なのかもしれません。どれにも和名はなさそうです。
投稿: ezo-aphid | 2012年5月 1日 (火) 18時10分
ezo-aphidさん、こんばんは、
早速のコメントありがとうございます。
Allognostaで検索をしてみたら、去年の5月にも「トゲナシミズアブの1種」と教えて頂いたのが出てきました(^^;。
「青い目のハエ」の方も、同属とのことなので、どおりで似ている訳ですね。
また一つ、正体の割れたのが追加することができました(^^)。
投稿: そら | 2012年5月 1日 (火) 20時58分
おはようございます、そらさん。
わたしも、実は同定できればいいなと思っていました。(^^ゞ
同じアブ(複眼に長毛が密生してるので)を前玉外しで撮っていました。
今気が付いたんですが、撮った日も同じでした!
投稿: ジャワカ零 | 2012年5月 2日 (水) 10時04分
ジャワカ零さん、こんにちは、
このアブは、今の時期が旬のようですね。
私は撮る方専門なので、面白そうなのは正体不明でも掲載してしまうことにしています。
他力本願になってしまいますが、このブログを見に来てくれる人は虫が好きな方々でしょうから、写真を見て楽しんで頂いたついでに、チョッとお助け頂けたらと思ってます(^^;。
投稿: そら | 2012年5月 2日 (水) 12時35分