●椿の葉の裏にいたアジアコブカタキモグリバエ!
こちらも、上と同じく椿の葉の裏を探索していたときに見つけた物です。
こちらの方は一回り小さくて、体長約2.1mmで色も真っ黒ではなく、腹部にも白い部分が見えます。
ハチの仲間は今回お休みにしましたが、明後日もう一種類登場します。
ここに来て、全部で7種類ほど撮りましたが、最後の2種類は小さいし写真が今一歩なので、撮り直してから掲載しようと思ってます(^^;。
1月25日追記
こちらの方も、フッカーSさんとezo-aphidさんのお陰で、「キモグリバエ科の仲間」だと判明しましたので、タイトルの変更と記事の追加を行いました。
詳細は、コメントを見て頂くと分かります。
フッカーSさん、ezo-aphidさん、毎度ありがとうございます。
2月3日追記
このハエも、専門の先生のお見立てで、「アジアコブカタキモグリバエ」と判明しましたので、タイトルの変更と記事の追加を行いました。
Kanmiya先生、ezo-aphidさん、ありがとうございました。
野暮用(来週には終わります)が残っていて、追加訂正が追いつかなくて大変申し訳なく思ってます。
お陰様で、タイトル変更、記事の追加で、大喜びの店主なのでした(^^)。
アジアコブカタキモグリバエ (ハチ目/キモグリバエ科)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.5 F16 ISO200 (2011.01.22: 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.5 F16 ISO200 (2011.01.22: 港南区芹が谷)
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コメント
こっちのキモグリバエはMeijerella属じゃないかと推測しました。小楯板の明瞭な剛毛が2本、胸部の側板の明瞭な剛毛が2本、腹部が丸っこい・・・などを同定のポイントとしましたが・・・・果たしていかに?(笑)
もう1つの黒いのは私もたぶん同種を撮ってますが、やはり私のカメラでは完全にスペックの限界を超えてて、不明瞭で参考にはなりませんでした。
それにしても、皆さん、面白いハエやハチをよく見つけるものですね。私の近所のヤツデは、土が良いのか枯葉が無く、どれも青々としてるせいか葉裏はヨコバイしか居ません(笑)。
投稿: フッカーS | 2011年1月24日 (月) 16時32分
お、さすがですね。その線で調べてみました。
こっちは、アジアコブカタキモグリバエ Meijerella inaqualis のようです(サイズが合いますし、赤坂御用地にも住んでいるし)。腿節の色には変異があるそうで、このように前・中腿も濃いものは熱帯圏にいるんだとか。全体図は、下記報文の339頁Fig.2 に、A:Rhodesiella yamagishii, C:Meijerella inaqualis が載ってます。写真の腹部前半が淡色に見えるのは、反射光ではなく、腹部そのものの色だということが判ります。
どちらも、これで決定!とは言い切れませんが、シロカン(素人の感)ではこのあたり、ということですね。
※pdfファイルに直接リンクを張れないことが分かったので、次の場所から「CiNii Fulltext PDF - Open Access」をクリックして下さい。(そらの同居人)。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004709020
投稿: ezo-aphid | 2011年1月24日 (月) 17時29分
すみません、そらくん(の同居人のかた)。
先のサイトにはうまくアクセスしないので消してください。そのかわりに「赤坂御用地のキモグリバエ科」で呼び出すと、全体図は見られます。「皇居、赤坂御用地・・・・のキモグリバエ科」を呼び出すと和名がついてきます。詳しく比較してないのですが、ほぼ同内容の論文が2つの形式で報告されたようです。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月24日 (月) 17時48分
お手数かけます。やっぱりダメですね。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月24日 (月) 18時57分
リンク先を変更してみましたので、今度は大丈夫かと思います。
投稿: そら | 2011年1月24日 (月) 20時46分
フッカーSさん、こんばんは!
「立て続けに、色々とありがとうございます」としか、言いようがありません。
ヤツデの葉もそうですが、同じ幹から出ている葉なのに、裏に隠れている虫の数が結構違っていたりします。
日当たり具合とか、風当たりの関係なのかも知れません。
私にしてみれば、名前を調べる方がよっぽど大変な作業だと思ってます。
撮る方は、手近にある葉っぱをヒックリ返していれば、それなりに当たりますが、調べる方は何を頼ればよいのやらです(^^;。
投稿: そら | 2011年1月24日 (月) 21時04分
ezo-aphidさん、こんばんは!
参考文献の 339頁Fig.2 C:Meijerella inaqualis ですね、確かにソックリに見えます。
こんなに小さなハエが載っている文献を見つける人も凄いと思うし、文献に載せた人も凄いと感心するばかりです。
気軽に虫撮りしてますが、なかなか奥が深いのですね(^^)。
投稿: そら | 2011年1月24日 (月) 23時46分
そらさん(そらちゃん食堂、亭主どの)へ。
種名についてKanmiya先生のご支持を戴けましたので、表題は胸を張って「アジアコブカタキモグリバエ」と掛け替えてくださいませ。
投稿: ezo-aphid | 2011年2月 3日 (木) 08時01分
こんにちは、了解しました。
後ほど、アジアコブカタキモグリバエとして追加訂正しておきます。
暇をもてあましている店主としては、誠にありがたいことです(^^)。
ニャンコは、今日もコタツでお昼寝だと思います。いいな~!
投稿: そら | 2011年2月 3日 (木) 12時36分