2022年10月
2022年10月31日 (月)
2022年10月30日 (日)
●ウスイロカモドキサシガメ
虫の姿が少なくなって、何かいないかとアオキの葉をひっくり返しいてて、抜け殻になった繭の横に木くずがつているのかと最初は思いましたが、何となく違和感を感じてジックリ見直して、カモドキサシガメだと言うことに気が付きました。
舞岡公園で見るのは初めてですが、近所でも何回かみているので早々に気が付きましたが、冬場にしか見たことがなかったので、この時期に見ることができたのは予想外でした。
コイツも、イトカメムシと同じように脚が長くて体型が細いので、どこに脚の先端があるのか分かりづらく、全体が撮れているのかが非常に分かりにくいです。
大きさは体長約10mmほどありますが(ほどしか無いと言った方が適切かな)、幅が細いので普通だと木くずと間違えてしまう可能性が大きいです。
でも、アップで撮って良く見ると、カモドキサシガメの良さが伝わってくると思います。好きなカメムシの一つに入るので、こんなに早い時期に2匹も同時に撮ることができて本当に良かったです。冬場に、また撮ることになると思います(^^)。
ウスイロカモドキサシガメ Tridemula ishiharai. (カメムシ目/サシガメ科) 撮影:2022.10.16 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月29日 (土)
●トホシテントウの幼虫
今年もだいぶお世話になったトホシテントウの幼虫が、カラスウリの葉の裏に沢山いるのを見つけました。表にいなくても、食痕が表に残っているので、そう言う葉を見つけてひっくり返すと簡単に見付けることができます。
テントウムシの幼虫とは似つかないトゲトゲしい姿をしていますが、良く見ると結構面白い造りになっているのが分かります。
しかも、前からしっかり見ると顔をあって小さな可愛い眼もあるのが良く分かります。
最後の白いのが脱皮した後の抜け殻、トゲまでシッカリ残っていてキレイに脱皮しているのが分かります。テントウムシの幼虫は、自分の脱皮した抜け殻は食べないみたいです。
これだけ沢山いることが確認できているので、来年も沢山の成虫をみることができそうで安心しましたが、来年もまたたくさん撮ることになってしまうののがチョット心配だったりして(^^;。
トホシテントウ Epilachna admirabilis (コウチュウ目/テントウムシ科) 撮影:2022.10.16 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月28日 (金)
●ニホンアマガエル(初見)
アマガエルは、子供の頃に見たことがあるきりで、ここ何十年と見たことがありませんでした。舞岡公園で田んぼの作業の手伝いをするようになって、アマガエルが沢山いるのに気が付いた次第です。
小さなカエルですが、いろんな大きさのがいて見掛けると結構撮ってしまいます。本能的に。人は小さな生き物って可愛く感じるようにできているみたいです。
カエルは、主に水中若しくは水辺にいることが多いと思っていたのですが、結構意外な場所にもいるのには驚きでした。湿気の多い場所だと、それなりの時間は滞在していても大丈夫にできているんですね。
最後の写真は、三枚目の写真の眼の部分を拡大したものですが、私がピースをしているのが映り込んでいるのが分かるかな(^^)。
ニホンアマガエル Dryophytes japonica (無尾目/アマガエル科) 撮影:2022.10.16 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月27日 (木)
●クサヒバリを再び
先日掲載した初めてのクサヒバリは、緑かぶりしていて色がチョット変でしたが、舞岡公園からの帰り道で柵の杭の部分にいたので色の方は大丈夫だと思います。小ぶりの体ですが、なかなか綺麗な感じの外観をしています。一枚目の写真で、何とか全体が写っていると思っていたら、触覚の先端部が途中で切れいていて、更に続いているのに帰ってきて良く見て気が付きました。
鳴き声を聞いたことが無かったので、ネットで調べて確認してみましたが、鈴虫とは違った秋の虫らしい声で鳴いていました。もしかしたら、聞いたことがあるのかも知れませんが、高い音なので聴力の落ちたおじさんには聞きづらい感じがしました。
今回、改めて撮影ができたので、クサヒバリの撮影も無事リベンジすることができて良かったです。
なお、一番最後のクサヒバリの写真は、先日浩さんが掲載したクサヒバリと同じものです。
クサヒバリ Svistella bifasciata (バッタ目/ヒバリモドキ科)
撮影:2022.10.15 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月26日 (水)
●アシマダラアカサシガメ
トイレの外壁を上っているキレイなカメムシを発見、場所が良くなかったので葉の上に移動してもらって撮影。
見たこと有るような無いようなカメムシでしたが、調べて見たら初めて見るアシマダラアカサシガメでした。ヤスデを捕らえているそうなので、見えるところに出てくることが少ないので数が少ないと思われているのか、希少種のみたいです。
でも、本当に希少種なのかはハッキリしていないようで、見つからない=数か少ないとは限らないわけですからね。
どちらにせよ、綺麗な色のサシガメを初撮りすることができて、この日の一番の収穫だったと思います。。
アシマダラアカサシガメ Haematoloecha rufescens. (カメムシ目/サシガメ科) 撮影:2022.10.16 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月25日 (火)
●フキバッタの仲間
フキバッタが阿アザミの花を食べていましたが、葉っぱだけでは無く花びらも食べるんですね。
舞岡公園には、何種類かのフキバッタの仲間がいるようですが、今回のは見た目で判断するとダイリフキバッタぽい感じがするのですが、さて何フキバッタなのでしょうね?。
フキバッタの仲間は、他のバッタの仲間と同じ体型をしていますが、翅が独特な格好をしているので、こう言うチョット変わった形をしている虫って好みです。
昨日は、風が強くて虫撮り日和にならなかったので、近所にも虫撮りには出掛けませんでした。明日は、予定が入っているので虫撮りには出掛ける時間が無いので、今回の休みの間には1日しか虫撮りができないことになります、残念だな~!
フキバッタの仲間 Melanoplinae sp. (バッタ目/バッタ科) 撮影:2022.10.15 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月24日 (月)
●オナシカワゲラの仲間
近所には適当な小川無いから、水に関係する昆虫を見ることが非常に少ないのですが、さすがに舞岡公園には田んぼもあることから条件が違いすぎです。
虫少なくなってきた昨今、単に歩いて探していただけでは確率が良くないので、あちこちの葉の裏も覗くようにしていますが、今回は枝に張り付いていたオナシカワゲラの仲間を見付けることができました。
色が真っ黒なので、こう言うのの名前を調べるのは簡単では無いので、「カワゲラ」で軽く検索をしてみた結果、簡単には分かりそうに無いので諦めることにしました。。
土曜日は、副反応で散々だったのですが一晩ぐっすり寝て復活したので、昨日は舞岡公園に出向いてみましたが、なかなか思うような虫との出会いがないですね。それでも、出掛けてからには何種類かの虫の写真を納めてきましたが、もう一声欲しかったですね。
オナシカワゲラの仲間 Nemouridae sp. (カワゲラ目/オナシカワゲラ科) 撮影:2022.10.15 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月23日 (日)
●イオウイロハシリグモ
徘徊性のクモとしては比較的大きな方だと思うイオウイロハシリグモ、意外に目立つところでジッとしていることがあるのは、日向ぼっこでもしているからだろうか。虫が少なくなってきたので、小休止と言ったところかな。
昨日の土曜日は、前日のコロナワクチンの副反応が今までよりも大きかったので、虫撮りに出られるような状況ではありませんでした。
朝起き時点では、体温は36℃台だったのが、だんだんと上がっていき10時には38℃越えに、その後は38℃~37℃の間で推移しながら夜になってしまいました。
イオウイロハシリグモ Dolomedes sulfureus (クモ目/キシダグモ科)
撮影:2022.10.08 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月22日 (土)
●アミメクサカゲロウ
どちらかというと、私のイメージでは冬場の葉の裏の虫ですね。でも、クサカゲロウの中では目の色がキレイなので、見掛けるとアップで撮りたくなります。
ただ、キレイに撮るには光の具合も関係してくるので、今回の写りは今一歩って感じがします。最後の写真は、目の部分を切り出してありますが、もう少しキレイに撮れている予定だったのに光の当たる方向が良くなかったかな。
さすがに、こう言う光り物はストロボを炊いてしまった方が、良かったのかも知れません。でも、ストロボ持ってなかったし、内蔵ストロボじゃチョット力不足だったろうしね(^^;。
昨日、コロナワクチン接種の4回目を受けてきた影響で、若干の微熱(37.2℃)と多少の倦怠感が有ることが分かったので、今日は近所を短時間徘徊することにしよう(^^;。う~ん、残念だな~、明日は出掛けるからね!
アミメクサカゲロウ Apochrysa matsumurae (アミメクサカゲロウ目/クサカゲロウ科) 撮影:2022.10.09 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月21日 (金)
●ハナグモのメス
葉っぱが誰かにスッカリ食べられてしまって、茎だけになってしまったところにハナグモのメスが陣取っていました。こんな目立つところで待っていても、誰も寄ってこないと思うのですが、そんなことはないのかな。
しかし、このクモのお腹の模様が人の顔のように見えるけど、こう言うのって見る人によって全然違ったのに見えているんでしょうね。
私ですか、「チュッ、を迫っている禿げたおじさん」に見えたりしてね(^^;。
さあ、今日一日頑張れば週末は雨も降りそうにないので、今回も虫撮りに出掛けるよ~!。でも、虫がいるか心配だな。
ハナグモ Ebrechtella tricuspidata (クモ目/カニグモ科) 撮影:2022.10.09 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月20日 (木)
●ササキリ
ササキリの幼虫は、あんなに沢山いたのに成虫の姿は見ることが少なかったけど、たまに見掛けるようになってきた。ただ、多くはメスの成虫でオスの姿を見ることはほとんど無い状態が続いています。
オスは、既に役目を終えたのでお亡くなりになってしまったのかと思っていたら、オスの成虫だけでなく成虫になるまえのオスの幼虫まで見つけてしまったが、チョット出遅れではありませんか。
メスの方は、立派に成長した格好良い個体が多いように思いますが、この形に好き嫌いがあるので、格好良いと感じているのは私だけなのかも知れませんが(^^;。
ササキリ Conocephalus melaenus (バッタ目/キリギリス科) 撮影:2022.10.15 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月19日 (水)
●交尾中のハチは誰かな?(初見)
舞岡校絵からの帰り汀に。アリガタバチみたいなのがいるのを見つけたので、取り敢えず撮っておくことにしました。
最初の一枚(掲載一枚目)を撮ってみて、脚理に中ぶら下げているのを確認し、何が付いているのか気になったので、こカメラの位置を変えながら撮り進めていくうちに、お尻に付いてているのと交尾中(それにしては、相手が小さいと思ったが)だったと気が付きました。
その結果、カメラの位置を変えながら何枚も撮り続けたのですが、少々風もあったりしてボケた写真も沢山撮れましたね。
帰ってから調べようと思いましたが、真っ黒なハチを調べられるほどの知識はないので、Twitterに投稿してみたら、ヤマトアリバチモドキ でしょうとのとのことでした。投稿の時点では、大きい方がメスと記載していたので、「小さい方がメスです」と教えてもらいました(^^;
ヤマトアリバチモドキのメスの方は外観で区別できるようですが、オスに関しては外観で判断するのは難しく交尾しているのを捕獲して確認する今回、オスの方がメスの何倍も大きい虫を初めて見ることになりましたが、虫の世界にはまだま知らないことが沢山あるんですね。
しかないようで、それなりに珍しい(貴重?)な写真みたいです、捕獲していたら、もっと良かったのかも知れません。
なお、ヤマトアリバチモドキは、当初はアリバチ科だったようですが、途中から分類がアリバチモドキ科に変わっているようです。
2020年7月に、お馴染みさんのタケクンさんのブログにメスが載っているのを見つけました。
更に、2013年7月のあくれりすさんのブログの記事も見つけました。
「白蛇は縁起が良い」と言われていますが、舞岡公園で白っぽいアオダイショウを撮ったのが10月2日、その後に念願のクロメンガタスズメを初撮り、今回の珍しいハチの交尾も初撮り、大きなシュレーゲルアオガエル君も初撮り、アシマダラアカサシガメも初撮り(この先登場)することができています。となると、この先も何か「良い虫」との出会いが期待でそうな気がしているのですが、どうなるでしょうね(^^)
ヤマトアリバチモドキ Taimyrmosa nigrofasciata (ハチ目/アリバチ科) 撮影:2022.10.08 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月18日 (火)
●念願のクロメンガタスズメに会えた(初見)
狐久保からの帰り道、何やらやっている方がいて、何やっているのかと思って覗いて見て、もの凄く驚きました(^^)。
そこには、前々から「一度は実物を確認してみたい虫のリスト」に入っていた、クロメンガタスズメが葉の上に乗っているではありませんか。
実は、最初に見つけてくれたWさんが、撮影に邪魔な葉っぱを取り除いていくていて、二番手として私が通りかかったわけですが、その後とっとこさんが来て、最後にural_owlさん(曰く、前に撮ったときは、顔の部分がもっと大きかったそうな!)が来て、4人の大人が一匹の蛾を撮りあっていたのでした。
今回の個体は、翅の痛みがほとんど無かったので、羽化して間もない成虫だったようです。食草として、ナス科が好みのようでナスやトマトを作っている畑でそだってやって来たのでしょう。
似たのにメンガタスズメがいて、正確な後翅(写真では表の翅の下になる)の模様で判断するのが正解のようですが、今回のはネットの情報を参考にクロメンガタスズメと私は判断してます。
だいぶ前に、近所で見つけた幼虫をお持ち帰りしたときの記事のリンクを張っておきますが、幼虫も10cmほどの大型のイモムシです。
この日は、田んぼの作業、最後の脱穀の時間が迫っていたので、落ち着いて取っている時間が無かったのがチョット残念だったのですが、念願の虫をまた一つ撮ることができただけでも良かったとしましょう(^^)。撮れなかった人は、次に期待しましょうね!
クロメンガタスズメ Acherontia lachesis (チョウ目/スズメガ科) 撮影:2022.10.09 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月17日 (月)
●初めてのヤブタバココナジラミモドキ(初見)
舞岡公園の何ヶ所かに生えているヤブタバコに寄生しいた、初めて見るヤブタバココナジラミモドキ(ぱっと見アブラムシに見えない)ですが、有翅成虫がいなかったらアブラムシと気が付くのに時間が掛かったかも知れません。
一枚目の色が濃くて白いワックス部分が広いのが無翅成虫だと思います。二枚以降の翅の萎えているのが有翅成虫で、それ以外の赤いのは形から有翅成虫になる前の幼虫みたいですね。
最後の写真で、クロっぽい色の個体(一枚目の写真と同じ色)のお尻に付いている赤い小さいのは、子ムシを産んだところだと思います。
アブラムシの仲間では、成虫が子ムシを直接産むのは良くある光景ですから、特に珍しいことでは無いでしょう。
月曜日から天気が悪くなるとのことだったので、土日続けて舞岡公園に出没してみました。虫の方は今一歩の感じから抜け出せていませんが、それでも初めて見るムシもほんの少しだけ撮れました。
でも、それよりはお馴染みさんに会った数の方が多いと言った状況でしたね。
ヤブタバココナジラミモドキ Aleurodaphis blumeae (カメムシ目/アブラムシ科) 撮影:2022.10.02 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月16日 (日)
● 初めてのシュレーゲルアオガエル(初見)
舞岡公園で虫撮りをするようになってから、アマガエルを撮るようになりましたが、シュレーゲルアオガエルは撮ったことがありませんでした。
そんな中、小屋戸の近くで寝ずの番をしてくれていたシュレーゲルアオガエルを見つけましたが、最初は大きなアマガエルがいるなあと思って撮り始めたのですが、撮影途中で会ったタケクンさんにシュレーゲルアオガエルだと教えて頂きました。
夜が明けたので一休みしていたようですが、シッカリ薄目を開けていて周囲の様子をうかがっていたようで、カメラのレンズを向けるとさりげなく裏側に移動していました。
仕方ないので、三脚を置いたまま反対側に回ってアオガエル君が反対側に移動したのを確認してから、反対側にそっと戻り撮影したりしていました。
シュレーゲルアオガエル Zhangixalus schlegelii (無尾目/アオガエル科) 撮影:2022.10.08 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月15日 (土)
●アシグロツユムシ
アシグロツユムシと言うのは知っていましたが、実物を見ることになったのは今回が初めてでした。近所には、普通のツユムシとセスジツユムシはいますが、アシグロツユムシは見たことがありません。体の色が緑色なので、できたら草や葉の上で無く、コスモスなどの花の上に乗っている姿の方が良かったのですが、そう簡単には思い通りにならないようです(^^;。
ちなみに、アシグロツユムシの幼虫が可愛いので撮りたい虫の一つなので、来年は撮れたら良いなと思っています。それまで、舞岡公園に通い続けて頑張ることにしましょう。
今日も、舞岡公園に出向いていいる予定ですが、チョットだけ天候が気になってます。雨さえ降らなければ、特に大きな問題はないのですが。
アシグロツユムシ Phaneroptera nigroantennata (バッタ目/キリギリス科) 撮影:2022.10.08 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月14日 (金)
●白いアオダイショウ
とある青年に、捕獲したばかりのヤマカガシの実物を、初めて見せてもらいました。で、お礼に見せてあげたのが白いアオダイショウの写真、顔の写真を見てアオダイショウだと直ぐに分かったようで、実物を捕獲してみたかったのか撮影した場所を聞かれたので教えてあげました。
ちなみに、顔のアップを撮っておいたので、それを元にアオダイショウにたどり着きました。
完全に真っ白ではありませんが、こんなに白い蛇は初めて見ました。白い蛇は縁起が良いと言うことで、確かにこの数日後に念願の蛾と対面することができ、シッカリ撮ることもできました(^^)v。
アオダイショウ Elaphe climacophora (有鱗目/ナミヘビ科) 撮影:2022.10.02 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月13日 (木)
●キザハシオニグモ(初見)
2022年10月12日 (水)
●クロモンホソコヤガ
木の幹の色に同化していて、注意していないと存在していることを見逃すこと確実。色合いが微妙に異なりますが、同じ種のクロモンホソコヤガだとおもいます。大きさは、この状態で翅の両端の間が10数mm程度の小さな蛾になりますが、母妙な模様が何とも言えませんね。
気温が急に下がったり雨が降ったりしたこともあってか、目に入る虫の数が更に少なくなってきたようです。となると、単に歩いて見ているだけでは見つからないので、積極的にいそうな場所を覗き込んでいくしか無さそうですね。
クロモンホソコヤガ Araeopteron kurokoi Inoue (チョウ目/ヤガ科) 撮影:2022.10.01 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月11日 (火)
●どこにでもいる例のハゴロモの仲間
年に2回羽化するタイプのようで、あちこちで成虫の姿を見掛けるようになっています。たまに、羽化した手の成虫に遭遇することががありますが、近くにある抜け殻の本体の部分の大きさと比較すると、こんな小さなところに入っていたのが不思議に思えます。色が黒くて薄日貸しているのと赤さびが付いたようになっているのの違いは、羽化してからの経過時間の差のようです。羽化して数時間経過すると、内部からロウ物質がしみ出してくることで表面が粉っぽく見えるのだとか。
アミガサハゴロモの方は、幼虫はそれなりに見たように思いますが、成虫の方は見掛ける機会が非常に少なかったように思います。単に、目に見える場所に出てこなかっただけなら問題はありません。
まあ、コイツはは雑食性のようで何処にでもいるので、アミガサハゴロモが追いやられてしまうことは無さそうに思えますが。
ハゴロモの仲間 Pochazia shantungensis (カメムシ目/ハゴロモ科) 撮影:2022.10.01 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月10日 (月)
●オビヒトリ_幼虫
実は、毛虫とイモムシが苦手なのですが、見た目の違いで嫌い具合が大きく異なります。こう言うモフモフなのは、何となく撮ってみようと気になりますが、それでも毒が無くても触ろうなんて絶対に思わないです(^^;。気温も下がってきているので、これだけモフモフだととても暖かそうな感じがしますが、見た目ほどはモフモフでは無いのかな。
昨日は田んぼの稲の脱穀が終了し、今年の田んぼの作業も終わりとなりました。脱穀の前に、少々時間があったので虫撮りをしましたが、やはり気温が下がってきたので収穫が少なくなってきています。ただ今日は、前から実物を見たかったムシに会えたので、本当に良かったのですが自分で見つけたのでは無かったのがチョッドだけ残念でしたね(^^;。
オビヒトリ Spilarctia subcarnea (チョウ目/ヒトリ科)
撮 影:2022.10.02 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月 9日 (日)
●コミスジの幼虫
久しぶりに出会ったコミスジの幼虫、前に近所で撮っているので直ぐに分かりましたが、初めてだったら見逃しかもしれない。コイツが、晩秋の枯れたクズの葉にいると本当に分かりません。毎回この形で撮っているので、まっすぐに伸ばした状態でも見てみたいです。
成虫の姿は多くても、幼虫の姿を見る機会が少ない種が結構いますが、その中には目に付く場所にいるんだけど、目立たない色をしているので気が付かないだけという種も多いのでしょうね。
昨日は、夜中に雨があったので朝から虫とはできたけど、一時に比べたら虫の数が大きく減少したように感じます。今日は、先日稲刈りしたのを脱穀する日なのですが、脱穀までに少し時間があるので虫撮りができたら良いなと思っています。
2022年10月 8日 (土)
●トリノフンダマシも確保
メインの活動を舞岡公園にしたので、今年はオオトリノフンダマシを沢山目にすることができましたが、トリノフンダマシとの出会いが無いままでした。10月に入って、他の虫を探すついでにマユミの葉をひっくり返したら、何と大当たりが出てトリノフンダマシが付いているではありませんか(実は、トリノフンダマシは何年か前に舞岡公園に来たときに、既に撮影したことがありますので、初めてではありません)。オオトリノフンダマシに比較すると一回り小さいですが、脚のオレンジ色が目立ってキレイな感じがします。
シロオビトリノフンダマシも既に撮影済みなので、一応お馴染みトリノフンダマシは押さえることができました。そうなると欲が出てくるもので、次はアカイロトリノフンダマシを見てみたいものですが、舞岡公園にはいるのでしょうか?。
トリノフンダマシ Cyrtarachne bufo (クモ目/コガネグモ科) 撮影:2022.10.01 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月 7日 (金)
●ムツトゲイセキグモの幼体
地元では前に成体を見たことがありますが、舞岡公園ではムツトゲイセキグモを初めて見ました。ただ、幼体を見たのは今回が初めてですが、葉っぱをひっくり返してこれを見たときには、直ぐにナゲナワグモの仲間だと言うことまでは分かりました、頭の部分に尖った部分があって、凄く面白い特徴のある顔をしているので、それが記憶の片隅に残っているんだと思います。
このクモは「ナゲナワグモの習性」をもっていて、独特な方法で獲物を捕獲するのですが、夜行性なので私が見ることはないでしょう。その昔、ダーウィンが来たで放送された「ムツトゲイセキグモの捕獲」を見たことがありますが、雲の大きさを考えると肉眼で見るのは大変かも知れませんね。
比較的珍しいクモのようですが、だとすると今回で2回目の遭遇と言うのは、相性が良いと言うことなのかな(^^;。
ムツトゲイセキグモ Ordgarius sexspinosus (クモ目/コガネグモ科) 撮影:2022.10.02 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月 6日 (木)
●ハラビロカマキリ
2022年10月 5日 (水)
2022年10月 4日 (火)
●リンゴドクガ_幼虫
コイツは、最初に名前を聞かれたときは直ぐには分からなかったけど、自分でも撮ることができたので帰って調べた結果リンゴドクガの若い幼虫だと言うことが分かりました。なかなか立派な毛をもった幼虫ですが、調べてみたらドクガと付いていますが毒毛は持っていないそうです。
個人的に、毛がたくさん生えている虫には直接触らないと言うのが基本になっていて、虫撮りをしているときにも綿の手袋を常にしています。葉の裏を覗くときに、間違って接触してしまう可能性があるので、手袋は必須と言うことなのです。
リンゴドクガ Calliteara pseudabietis (チョウ目/ドクガ科) 撮影:2022.09.26, 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月 3日 (月)
●初見のコウモリガ(初見)
虫を探して何となく歩き回っていたら、何かが止まっているのに気が付き、ジックリ見直して初見のコウモリガだと判明しました。同じコウモリガ科のキマダラコウモリは見たことがありますが、元祖(?)コウモリガを見るのはこの日が初めてでした。希望としては、背景がもう少しk来訪が良かったのでしょうが、お引っ越ししてもらうわけにも行かないので、この位置での撮影に。灰色の蛾が、こんな色の幹に止まっていても、写真としてはスッキリしないものになってしまいました。
撮影しているときに、近くを通ったおばさんに聞かれて「蛾を撮ってます」って言ったんだけど、分からなかったようなので日々で差して上げたら、「確かにいる」って言ってましたね(^^;。まあ、普通の人には、これが目に入ることは無いでしょうからね。
しかし、ごっつい脚をしていると思ったら、4本はごっつい脚だけど残りの2本は貧弱なんだそうです(^^;。
コウモリガ Endoclita excrescens (チョウ目/コウモリガ科) 撮影:2022.09.25, 横浜市戸塚区舞岡公園
2022年10月 2日 (日)
●タバゲササラゾウムシ
葉の上に黒いゴミのようなものが付いていたので確認したら、タバゲササラゾウムシが交尾中でしたが、お邪魔したら分離してしまいました。なので、今回の写真は大きい方=多分メスを撮ったものになりますが、大きさは約3mm強でオスだと2.5mmほどになります。
小さいに転がりやすいので、今年に入って見つけたのは3回目になりますが、前の2回は撮影前に転がり落ちてしまったので写真を撮れませんでした。上手く撮れると面白い形のゾウムシなのですが、小さいので見つけにくいし転がりや易いので扱いにくいです(^^;
近所でも見掛けることがあるので、ごく普通にいるゾウムシなのだと思いますが、小さいので目にすることが少ないだけなのかも知れません。
タバゲササラゾウムシ Demimaea fascicularis (コウチュウ目/ゾウムシ科) 撮影:2022.09.25, 横浜市戸塚区舞岡公園
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