●深度合成処理について
今回掲載している写真の深度合成処理には、CombineZMを使用しています。
CombineZMは古いソフトウエアですが、無償で使用できるので個人の趣味で使用してみるのには適していると思います。
CombineZMの後継版にCombineZPと言うのがありますが、事情によりCombineZMを使用しています。
両者を比較してみると、以下のようになりました。
1.CombineZPは、Windows10で使用すると読み込み途中で異常終了してしまうことがあります。
ソフトウエアの開発時期が古いので、Windows10には対応していないからでしょう。
combineZMは、シングルタスク処理しかしないので問題が出ないのかな。
2.CombineZPは、同時に複数起動すると異常終了することが多い。
CombineZMは、同時に5つ同時処理をしても大丈夫ですが、それ以上は起動したことがありません。
3.CombineZMは、マルチCPUに対応していないので処理速度が遅い。
条件にもよりますが、CombineZPの方が3倍程処理が度速いです。
SSDに保存した100枚の合成処理だと、CombineZPで4分、CombineZMで12.5分でした。
結果的に、何枚かの処理を行う場合は、CombineZMの方が最初に複数の起動処理をしておけば、後は放置しておけば良いので、時間を有効に利用することができます。デフォルトパラメータの値が異なっていますが、条件を合わせれば両者の合成後の内容に差はありませんでした。
1枚の処理で速く結果を見たいなら、異常終了さえしなければCombineZPの方が良いですね。
撮影は、LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACROに2倍のテレコンを使用して最大倍10倍まで対応してます。
カメラの方はEOS 70Dを使用し、LEDライトの照明を使用してストロボ無しでの撮影です。撮影枚数が多くストロボが可愛そうに思えたので、通常の撮影ですが、相手が動くことは無いので十分に田尾言おうできていると思います。それよりも、被写体を固定するのとゴミを付けないようにすることに苦労しています。
以下の写真は、CombineZMを5つ同時に処理しているときの画面です。
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