●マガリガ科の仲間の幼虫
クヌギの葉が、丸く切り取られているのを見つけて、よく観察してみたら犯人が直ぐ近くにいました(^^)。
先ずは外観の写真を撮ってから裏返してみたら、中には更にツヅミ型の隠れ家がありました。この形で思い出すのは、マダラマルハヒロズコガの幼虫ですが、あちらの場合とは隠れ家の材質が異なっています。
スローシャッターなのでボケていますが、最後の写真に幼虫が一部が写っています。同じヒロズコガ科の仲間の幼虫なのかなと思っていますが、時間が無くて該当する情報が得られていません。
一応、お持ち帰りしてますが、サナギと異なり食材の関係があるので、上手く羽化まで到達できるでしょうか(^^;。
9月7日追記
Aclerisさんから「面白いものを見つけられましたね。 特徴的な巣の形と食樹から、ホソバネマガリガで間違いないと思います。 ヒロズコガに近いですが、マガリガ科に属します。 幼虫はこのケースに入ったまま地表に落下して、そのまま越冬し、平地では6月頃に羽化するそうです。」とのコメントを頂けましたので、タイトルと記事の追加訂正をすることにしました。
AclerisSさん、ありがとうございます。
なお、その後の確認の結果で1枚目の写真の下の葉の色が濃い個体(2枚目の写真)は、他とは別種のキバガ科の幼虫だと言うことが判明しています。
マガリガ科の仲間の幼虫 (チョウ目/マガリガ科)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.3 F14 ISO100 (撮影:2014.08.17, 横浜市港南区芹が谷)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.0 F14 ISO100 (撮影:2014.08.17, 横浜市港南区芹が谷)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.0 F14 ISO100 (撮影:2014.08.17, 横浜市港南区芹が谷)
EOS 70D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.0 F14 ISO100 (撮影:2014.08.17, 横浜市港南区芹が谷)
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コメント
コンニチワ。
面白いものを見つけられましたね。
特徴的な巣の形と食樹から、ホソバネマガリガで間違いないと思います。
ヒロズコガに近いですが、マガリガ科に属します。
幼虫はこのケースに入ったまま地表に落下して、
そのまま越冬し、平地では6月頃に羽化するそうです。
投稿: Aleris | 2014年8月29日 (金) 12時17分
Alerisさん、こんにちは、
ホソバネマガリガと言うことで、どんなガか確認してみました。昨晩容器の中に小さなガが1匹いるのを見つけてますが、それとは異なっているので、後で出所(持ち帰った葉に別のが付いていたのか)を確認してみます。
出てきたガは、近日中に掲載したいと思います。
投稿: そら | 2014年8月29日 (金) 12時36分