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2013年6月21日 (金)

●タマゴクロバチの仲間(Trissolcus itoi Ryu)

ミズキの葉の裏にカメムシの卵を見つけて、覗き込んでみたら小さな黒いのが載っているのが見えました。
良く見ると冬場にお馴染みのコバチが乗っていましたが、この手の写真はおちゃたてむしさんのところに行くと、もっと凄いのを見ることができます。
でも、私としては夏場にタマゴクロバチの仲間がカメムシの卵の上にいるのは、初めて撮ることになりました(^^)。
暫く粘って動きがないか観察していたのですが、一向に動く気配が無いので撮影のために切り取ってしまった葉っぱを、分かり易い場所に洗濯ばさみでぶら下げておきました。
最終的には、目汁の洗濯ばさみを頼りに探し出して、写真を撮った翌週にお持ち帰りしてみましたが、カメムシが孵化することはなく全部の卵からタマゴクロバチが羽化してきたのでした。
残念ながら、羽化するシーンは時間の関係で撮ることができませんでしたが、私の場合はチョッと無理がありますね。

7月6日追記
ひげぶとさんから「このクロバチは、Trissolcus itoi Ryuです。」とのお墨付きを頂けましたので、タイトルと記事の追加訂正をすることにしました。
ひげぶとさん、ありがとうございます。

タマゴクロバチの仲間(Trissolcus itoi Ryu (ハチ目/ハラビロクロバチ科)
タマゴクロバチの仲間_1306091 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.6  F14  ISO100  (撮影:2013.06.02, 港南区芹が谷)

タマゴクロバチの仲間_1306092 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.0  F14  ISO100  (撮影:2013.06.02, 港南区芹が谷)

タマゴクロバチの仲間_1306093 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.6  F14  ISO100  (撮影:2013.06.02, 港南区芹が谷)

全部当たりだったと言うべきかな?
タマゴクロバチの仲間_1306094 EOS 7D  Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS4.0  F11  ISO100  (撮影:2013.06.14, 港南区芹が谷)

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コメント

こんばんは。
最初の一匹はやはり雌を待つ雄だったんでしょうか。
それにしても、ここでもやはりカメムシは全滅ですか・・・。産みっぱなしの卵は守ってくれる親もいないので無事に孵化するかどうかは運任せですね。ほんとに寄生者は怖いです。

投稿: おちゃたてむし | 2013年6月21日 (金) 21時05分

おちゃたてむしさん、こんばんは、

実は、写真を撮ったあと、1時間くらいしてからもう一度確認してますが、同じ場所でジッとしていました。確かに、メスをじっと待っていたのかも知れませんね。
しかし、どう産み分けるのか分かりませんが、見事に全部の卵に産卵しているのには驚いてしまいます。
一つや二つ、産み忘れがあっても不思議ではない感じがしますが、その辺が寄生者の賢さ(遺伝子に組み込まれている)なのでしょうが。

投稿: そら | 2013年6月21日 (金) 21時43分

そらさん、こんにちは!

このクロバチは、Trissolcus itoi Ryuです。
これまでHostとして、ヒメツノカメムシとトホシカメムシが記録されていますが、この卵は、いずれのカメムシの卵とも違いますので、New Hostですね。何の卵か特定できれば、記録する価値のある情報ですね。
「ひげぶと」を名乗っております私は、伊藤と申します。そしてこの、itoiという種名は、実は私に献名されたものです(余計な情報ですが…)。

投稿: ひげぶと | 2013年6月22日 (土) 13時17分

ひげぶとさん、こんばんは、

名前の確認、ありがとうございます。一番詳しい方からのコメントなので、正確さ100%の嬉しい情報ですね(^^;。

カメムシの卵に付いては、後ほどカメムシBBSで聞いてみようと思っています。ここだったら、カメムシに詳しい方がたくさんいるようなので、卵の写真から名前が分かるかも知れません。

投稿: そら | 2013年6月22日 (土) 20時18分

ひげぶとさんにお尋ねです。
「 Hymenoptera Parasitoid Records 」というのに、次の2種が載っていました。これはどうなってるのでしょうか?
Trissolcus itoi (Ryu & Hirashima, 1984)
Trissolcus itoi (Arakawa & Namura, 2002)

投稿: ezo-aphid | 2013年6月22日 (土) 20時50分

すみません、なんてことはありませんでした。Trissolcus itoi (Arakawa & Namura, 2002)というのは、Arakawa & Namura が Trissolcus itoi の生態を報告したものを、誤って引用したものです。したがって、このような学名の組合わせは存在しません。
そらさん、おじゃましてごめんなさい。

投稿: ezo-aphid | 2013年6月23日 (日) 09時29分

ezo-aphidさま

Hymenoptera Parasitoid Recordsを確認しました。itoi はクサギカメムシからも記録されているんですね。
チャンスを下さいまして、ありがとうございました。

投稿: ひげぶと | 2013年6月23日 (日) 17時32分

ezo-aphidさん、ひげぶとさん、こんばんは、

お邪魔などと言うことは全くなく、この場がお役に立てたようで良かったです。
私から見たら、素人が趣味で撮って公開しているブログで、こう言ったやり取りがされること自体、昔だったら考えられないことだなと技術の進歩の一端を見た気がします。

投稿: そら | 2013年6月23日 (日) 21時48分

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