●羽化したのは?エダシャクサムライコマユバチ(Apanteles sp.)
捕獲してきたのがこちらの繭で、これを見てコマユバチの仲間だろうと言うことになりましたが、捕獲の翌々日には会社から帰ってきたら容器の中を小さなハチが歩き回っていました。
全て無事羽化したようで全部で6匹ほどいましたが、夜だというのに良く動き回ること。
これでは写真が撮れないので、2匹ほどみつくろって冷蔵庫に15分程度入って頂き、体温が下がって動かなくなったのを見計らって撮影しました。
それでも、ほんの数分もすると動き始めるので、もう一度冷蔵庫に入って頂きました(^^)。
羽化したハチは、翌日の朝には外に放してしまいましたが、平日の朝は撮影している時間がないので仕方ないですね。
5月29日追記
フッカーSさんから、詳しいコメント「寄生していた白い幼虫はニトベエダシャクの幼虫だと思いますので、寄生していたコマユバチはエダシャクサムライコマユバチ(Apanteles bistonis)の可能性がかなり高いと思います。羽化したてで翅脈が見えづらい状態ですが、脈はぱっと見てApanteles属の脈に見えますので、翅脈と寄生対象がともに一致します。専門家じゃないので100%の断定が出来ないのがツライところですが、とりあえずは「?エダシャクサムライコマユバチ(Apanteles sp.)」としておいたらいかがでしょうか。」とのコメントを頂きましたので、タイトルと記事の追加訂正をすることにしました。
フッカーSさん、コメントをありがとうございます。
エダシャクサムライコマユバチ? (ハエ目/コマユバチ科)
EOS 7D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.6 F14 ISO100 (撮影:2013.05.11, 港南区芹が谷)
EOS 7D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2 F11 ISO200 (撮影:2013.05.13, 港南区芹が谷)
EOS 7D Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2 F11 ISO200 (撮影:2013.05.13, 港南区芹が谷)
| 固定リンク | 0
「ハチ」カテゴリの記事
- ●ヒメハナバチ科の仲間(2023.03.20)
- ●コマユバチ科の仲間0214(芹が谷)(2023.03.07)
- ●枯れ葉の中のクロスズメバチ(2023.02.05)
- ●ミノオキイロヒラタヒメバチ(2023.01.04)
- ●チビアメバチ亜科の仲間(2022.12.14)
「昆虫」カテゴリの記事
- ●年末恒例の今年初めて撮った虫の中から(2022.12.31)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの写りの中から(舞岡公園編)(2022.12.30)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの写真の中から(ご近所編)(2022.12.29)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの中から(2021.12.31)
- ●正体不明の幼虫(2021.09.09)
コメント
寄生していた白い幼虫はニトベエダシャクの幼虫だと思いますので、寄生していたコマユバチはエダシャクサムライコマユバチ(Apanteles bistonis)の可能性がかなり高いと思います。羽化したてで翅脈が見えづらい状態ですが、脈はぱっと見てApanteles属の脈に見えますので、翅脈と寄生対象がともに一致します。専門家じゃないので100%の断定が出来ないのがツライところですが、とりあえずは「?エダシャクサムライコマユバチ(Apanteles sp.)」としておいたらいかがでしょうか。
投稿: フッカーS | 2013年5月28日 (火) 06時14分
フッカーSさん、おはようございます。
?エダシャクサムライコマユバチですか、早朝からのコメントありがとうございます。
もう少し、放置してから写真を撮って方が良かったのですか、帰ったらいたので昼間に羽化して十分に時間はたっていると思ってました。
しかし、もう少し早めに見つけて、幼虫が食い破って中から出てくる瞬間を見たら、凄い状況だったのでしょうね(^^;。
投稿: そら | 2013年5月28日 (火) 08時06分