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2012年12月28日 (金)

●コナカゲロウの仲間(?Conwentzia sp.)の幼虫

アオキの葉の裏で見つけたコナカゲロウ幼虫、どこかで見たことがあると思って調べてみたら、このムシもお馴染みの皆さんのおちゃたてむしさん、BABAさん、tukikuiさんのところでは既に登場済みでした。
体長が約2.5mmで、おちゃたてむしさんところのezo-aphidさんのコメントを読むと、アトコバネコナカゲロウ(千葉大のサイトに掲載)なのかが微妙ですね。
なので、私のところも「コナカゲロウの仲間の幼虫」としておくことにしました(^^;。
これを撮ったのが24日で、寒い日だったのでコナカゲロウの幼虫も動かないでジッとしていて、撮影に協力してくれたので助かりました。

今日で仕事の方も終わりで、明日から9連休が始まりますが、正月前の大掃除や部屋の片付けも残っているし、ノンビリという訳には行かなそうです。
でも、合間を見て虫撮りにも鳥撮りにも出掛けることになると思います(^^)。

12月29日追記
フッカーSさんとezo-aphidさんから「(?Conwentzia sp.)という表題がふさわしい」とのコメントを頂けたので、タイトルと記事の追加訂正を行いましたが、詳しくは記事のコメントをご覧下さい。
フッカーSさん、ezo-aphidさん、ありがとうございます。

コナカゲロウの仲間(?Conwentzia sp.)の幼虫 (アミメカゲロウ目/コナカゲロウ科)
コナカゲロウ幼虫_1212241 α700 24mm/F2.8 リバース + 36mm + 20mm 接写リング
SS4.0  F--  ISO200  (撮影:2012.12.24, 港南区芹が谷)

コナカゲロウ幼虫_1212242 α700 24mm/F2.8 リバース + 36mm + 20mm 接写リング
SS3.2  F--  ISO200  (撮影:2012.12.24, 港南区芹が谷)

コナカゲロウ幼虫_1212243 α700 24mm/F2.8 リバース + 36mm + 20mm 接写リング
SS3.2  F--  ISO200  (撮影:2012.12.24, 港南区芹が谷)

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コメント

こんばんわ。
土日が雨になりそうだったので、私の方は金曜に石神井公園と多摩川河川敷に行き、400枚近い写真(軽く100種以上)を撮ってきました。これで年内はおろか、来年1月上旬分くらいまでネタには困らないのですが、同定作業が難航していてブログ更新が止まってます(汗)。

さて、上のコナカゲロウ幼虫ですが、私も今週、よく似た幼虫を撮りました。そこでこちらでも調べてみたのですが、アトコバネコナカゲロウとは言えなくても、属はConwentziaのような印象を得ております。ezo-aphidさんがコメントを見てくだされば良いのですが、「Lacewings in the Crop Environment」という本の中身がGoogleブック検索で少し閲覧が出来、そこに属までの検索表(P48)が載ってるようだったのですが、訳せないために止まってしまいました。しかし、図示されている各属の幼虫の触角や体形を見ると、Conwentzia属が最も近い印象を受けました。むしろ触角が短いのはConiopteryxやSemidalisの方で、図示されているものの中ではConwentziaの触角が最も長くなっておりました。もちろん、同属であっても種類によって差はあるのでしょうが、主に海外のサイトなどで画像検索しても、外見がよく似た幼虫はほとんどConwentziaとなっておりました。
千葉大の画像も、もし卵から成虫まで飼育したものだとすれば、参考にして良いかと思うのですが・・・・いかがなものでしょう。

投稿: フッカーS | 2012年12月29日 (土) 01時51分

フッカーSさん、こんばんは、

天気予報が外れたようで、今日は朝から良い天気になりましたが、前日の遅くまで雨が降っているとフィールドの環境は今一歩と言った感じがします。
なので、今日はフッカーSさんと異なり、一桁種類しか撮ることができませんでした。しかし、何でこんなに差が出るのだろうか(^^;。

ezo-aphidさんは、既にこのコメントご覧になっていると思いますので、フッカーさん宛のコメントが書き込まれるのではないかと思っています。
と書いておけば、きっとコメント頂けるという作戦だったりして(^^)。


投稿: そら | 2012年12月29日 (土) 13時53分

ちゃんと見てましたよー・・・・。以前の書き込みを思い出すのにてまどりました、ハイ。
結論から言うと、これは「?Conwentzia sp.」という表題がふさわしいかと思います。たぶんフッカーSさんのご推測であたりと思いますが、(ネットに未公表の)属の検索表を確認したいものですから。
おちゃたてさんの所で言ってるのは、「千葉大の資料を含め、アトコバネコナカゲロウ Conwentzia pineticolaと簡単には言い切れない」ということです。類似種の C. psociformisの可能性が高そうですが、これも3齢幼虫(体長5mmほど)で比較検討すべきだろうと思っています。

投稿: ezo-aphid | 2012年12月29日 (土) 16時25分

こんばんわ。
作戦通りコメントいただけました(笑)。
国内のコナカゲロウ類の研究がどこまで進んでいるのか分かりませんが、本土目録にたった3種しか記載がないことからみても何となくsp.や未記載種は多そうですね。
幼虫のサイズに関しては私も気になってました。各ブログの掲載虫も、今回私が撮ったのも、だいたい2~3ミリくらいなので、1~2齢あたりだろうと思ってましたが、確かにこの齢で属の特徴が出ているかどうかは疑問も残ります。皆さんがあちこちで撮影していて、時期も異なるのに、皆が皆2ミリ台の幼虫ってのがナゾですが、この齢の幼虫が特に活動的だってことなのなかぁ??それとも、およそ3ミリが終齢の未知の別種だったり・・・って、それはないか(笑)。
とりあえず私の方は、「コナカゲロウ科の幼虫(「?Conwentzia sp.)」としておこうと思います。
次の機会があったら、飼育の方、挑戦してみようかな・・・・。

投稿: フッカーS | 2012年12月29日 (土) 19時14分

ezo-aphidさん、フッカーSさん、こんばんは、

ezo-aphidさん、早速のコメントありがとうございます。ッカーSさん、作戦成功おめでとうございます。
私も、これ以外に同じようなのと前に2回ほど撮っていたので確認してみましたが、3mmを超える大きさのはいませんでした。
ただ、色の方は今回のようなオレンジ色ではなく、もう少し濃い色をしていましたが、食べたものが違っていたせいかな。

飼育の方は、是非とも挑戦して頂きたいと思います!

投稿: そら | 2012年12月29日 (土) 21時13分

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