●繭はオオワラジカイガラムシのオスでした
5月2日に掲載した「正体不明の繭」ですが、フッカーSさんからのコメントを確認すべく、土曜日に状況を確認してきました。
結果は1枚目の写真の通りで、オオワラジカイガラムシのオスのサナギと言うことが分かりました。既にオオワラジカイガラムシのオスも出現しているし、メスの数も今年は非常に多いく見掛けます。交尾をしているのも確認済みです(^^)。
繭も、他の場所数カ所(みんなクヌギの樹でした)でも見つけ、幾つかをソッと開けて覗いてい見たら、既に大半が羽化した状態(白いワックスを取り除いたら動き始めました)になっていて、出番を待っている状態だったようです。
何とか、まだ両方が居る小さな集団を見つけ撮ったのが、1枚目の写真になりますが、何とか葉っぱの上に並んでもらいました。
最初、サナギの頭部を見たときに、もっと頭の大きな成虫だとばかり思っていましたが、触角が立派なので頭の部分が大きく見たのですね(^^;。
それにしても、この白い繭はいつ頃からあったのでしょうか、今となっては分かりませんので来年の宿題ですかね!
と言うことで、土曜日はフッカーSさんのコメントのおかげで、繭の正体を明らかにすることができ、久しぶりに楽しめました(^^)。
オオワラジカイガラムシ (カメムシ目/ワタカイガラムシ科)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.8 F13 ISO200 (撮影:2012.05.05, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.0 F16 ISO200 (撮影:2012.05.05, 港南区芹が谷)
既に繭の中は羽化していました
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.6 F16 ISO200 (撮影:2012.05.05, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.8 F16 ISO200 (撮影:2012.05.05, 港南区芹が谷)
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コメント
ごくろうさまでした。成虫と比べて蛹の体長はほぼ相当していますので、妥当かなとはおもうのですが・・・・・。
前回の蛹をみると、触角節数はざっと数えて10節強なのに、これらの成虫では25節前後というのは納得できません、どういうことなんでしょうね(・・・脱皮すると2倍に増える??)。
投稿: ezo-aphid | 2012年5月 6日 (日) 14時16分
ezo-aphidさん、こんばんは、
納得できないと言われて困ってしまいますが、羽化するときに産卵管が伸びるように、触覚も伸びて一つの節が二倍に伸びることがあっても良いと思ったりしますが(^^;。
それよりも、こんなワックスの繭の中で、どうやって脱皮するの科の方が、私には気になります。いや~、昆虫って分からないことがたくさんあって凄いですね(^^)。
投稿: そら | 2012年5月 6日 (日) 20時09分