●ナシミドリオオアブラムシの有翅型
久しぶりにシャリンバイの葉の裏を確認してみたら、ナシミドリオオアブラムシの有翅型を見つけることができました。
でもって良く確認してみたら、小さな幼虫も引き連れていて、既に産卵は終わってしまったようです(11月2日の時点で)。
おちゃたてむしさんとこのブログに、「ナシミドリオオアブラムシの産卵」が出たのが10月31日で、それからすると出遅れしたとは思わなかったのですが!
でも、幼虫の大きさからすると、10月の中旬には産卵が終わっていたのではないかと思っています。
去年は12月に、ナシミドリオオアブラムシの卵を撮ってましたが、これは有翅型から育ったのが産卵したものだったようですね(^^;。
大きな幼虫の近くにいたお腹が萎んがメスは、卵を産み尽くしてお腹が萎んでしまったのでしょうね(^^)。
この土曜日に確認してみたら、既にナシミドリオオアブラムシの大半の姿が見えなくなってしまってました。育った無翅型のメスが、次の産卵の準備のために移動してしまったのかな?
ナシミドリオオアブラムシ (カメムシ目/アブラムシ科)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.5 F16 ISO200 (撮影:2011.11.02, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.4 F16 ISO200 (撮影:2011.11.02, 港南区芹が谷)
幼虫が大きくなった分萎んだメスでは無いようです(^^;
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1/3 F16 ISO200 (撮影:2011.11.02, 港南区芹が谷)
| 固定リンク | 0
「カメムシ」カテゴリの記事
- ●タイワンツヤカスミカメ(初見)(2025.02.14)
- ●カシヒメヨコバイ(児童遊園地)他(2025.01.26)
- ●その後の白いコナジラミ(芹が谷)(2025.01.19)
- ●錦鯉みたいな感じのベニヒメヨコバイ(2025.01.15)
- ●葉の裏にいた白いコナジラミの集団(2025.01.10)
「昆虫」カテゴリの記事
- ●年末恒例の今年初めて撮った虫の中から(2022.12.31)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの写りの中から(舞岡公園編)(2022.12.30)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの写真の中から(ご近所編)(2022.12.29)
- ●年末恒例の今年のお気に入りの中から(2021.12.31)
- ●正体不明の幼虫(2021.09.09)
コメント
あまり丁寧に観察したことがないのですが、推定で説明してみます。今年は暑さが長く続いたので、冬の準備に入っていないアブラムシもいるようです。
1・2枚目は、飛んできた有翅虫とその子虫(成長して卵を産むはず)たち。3枚目は、これから脱皮して有翅虫となる幼虫(肩のあたりが膨らんでる)と、先に羽化した(脚と触角がまだ着色不充分なので)雄成虫? 雄は見たことがないのですが、雌に比べると腹部の発達が弱いことが多いのです。裏返して尾端を見ると、雄には1対の突起(把握器)があります。
投稿: ezo-aphid | 2011年11月 7日 (月) 11時23分
ezo-aphidさん、こんにちは、
推測、ありがとうございます。
これだったら、撮った写真の内容(幼虫の大きさの関係も)が良く理解できます。
それ以外分かったのは、私が有翅型のアブラムシは全てメスだと思い込んでいたことでした(^^;。
来週は、もういなくなってしまってるでしょうが、痩せたのを見つけたら裏返してみますかね。知っていたら、絶対に裏返して撮っておいたのですが(^^;。
投稿: そら | 2011年11月 7日 (月) 12時52分
こんばんは。
到底名前がわからないと思ってましたが助かりました。
いつもの事ですが、リンクさせて頂きます。(^^;;
私も写真を見ただけで、その虫の状態が分かるようになりたいものです。
その領域に行くまでかなり遠そうですが…。
投稿: BABA | 2011年11月22日 (火) 22時56分
BABAさん、こんばんは、
私も、結構皆さんのブログを見ていることで、助かっていることがたくさんあります。
名前もそうですが、見たこと無いのを覚えておくことで、出会ったときに直ぐに認識できることがあります。
後は、他のブログ出ているのは、撮影場所によっては自分のtころでも探してみようと気になることでしょうか(^^;。
私は、虫を見つけて撮るのがせい一派愛のようです(^^)。
投稿: そら | 2011年11月23日 (水) 22時21分