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2011年10月 1日 (土)

●久しぶりのコバチはタマゴクロバチ科の仲間

クズの葉の裏を探索していたら、チョッと長めのコバチの仲間がいました。
今年の冬はヒメコバチの仲間をたくさん撮ったし、ブログにも掲載して色々と教えて頂いたのですが、この格好のハチは出てこなかったので、いつものようにフィーリングで迫ることにしました(^^;。
体長は約4.0mmで、お腹の先端が尖っていますが、「寄生蜂の解説」を参考にしてタマゴクロバチの仲間あたりが怪しいと言う結論になりました。
ただ、タマゴクロバチで検索を行うと例のカメムシの卵に寄生するズングリとしたコバチが出てきて、この手のハチが出てきませんでしたが、まあ良しとしました。
コバチの仲間の登場は久しぶりだけれども、待っていれば良い便りが来るのではないかと思いつつ、さりげなく掲載してみたのでした(^^)。

10月1日追記
ezo-aphidさんからコメントを頂いたので、タイトルと記事の追加訂正を行いました。珍しく、タマゴクロバチの仲間「Macroteleia属(クサビタマゴクロバチ)だそうです」で合ってました(^^)。
ezo-aphidさん、ありがとうございました。

クサビタマゴクロバチ (ハチ目/タマゴクロバチ科)
クサビタマゴクロバチ1109251 α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.6  F20  ISO200  (撮影:2011.09.24, 港南区芹が谷)

クサビタマゴクロバチ1109252α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1.6  F16  ISO200  (撮影:2011.09.24, 港南区芹が谷)

クサビタマゴクロバチ1109253 α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS2.0  F18  ISO200  (撮影:2011.09.24, 港南区芹が谷)

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コメント

おぉっと、これは。ついに出会えましたねー。
ciniiで「農耕地 タマゴクロバチ」と検索すると、山岸先生の報文が出てきます。その写真を見ると、このようにやたら腹部が長いのは34図の中にひとつだけ、51頁22図にMacroteleia属(クサビタマゴクロバチ)と紹介されています。日本からは1種だけの記録で、キリギリスの卵に寄生すると先生は推定しています。
エゾ地でも1匹だけですが、9月中旬に黄色の水盤に入ってました。こちらは体長が5.5mmですので別種なのかなぁ。

投稿: ezo-aphid | 2011年10月 1日 (土) 13時10分

ezo-aphidさん、こんばんは、

お待ちしていました、ありがとうございます。 今回は、珍しく読みが合っていたようで喜んでます(^^)。
ここには、キリギリスはいませんがヤブキリならたくさんいるので、これに寄生しているのかな?

「黄色の水盤?」って何かと思って調べたら、虫を捕らない私には分からないわけですね(^^;。

投稿: そら | 2011年10月 1日 (土) 21時31分

すみません、「キリギリス科の卵に寄生」なので、ヤブキリはキリギリス科の正統な一員ですから立派な候補です。卵塊?は土中にあるので、ハチの腹部が長いんでしょうね。黄色水盤は山岸先生の報文にもありますが、黄色プラスチックの鉢皿に水を入れ、地面に置いて虫を呼び込む方法です。黄色にひかれる虫ってのは多いようです。
 (腹部が長いタマゴクロバチは、Chromoteleia属というのもいるのですが、日本からは記録がないのと、私には判別点不明なので無視しています)

投稿: ezo-aphid | 2011年10月 1日 (土) 22時13分

キリギリス科の卵に寄生とありますが、産卵してから時間が経ってしまったら、いくらタマゴクロバチ君のお腹が長くても、この体長では地中の卵まで届かないではと思ってます。
となると、キリギリスが産卵管を差した産卵直後に、その穴に潜るかしないと個人的には厳しいような気がしますが、実際はどうやって卵に近づくのでしょうね(^^;。

名前は、私はど素人の部類なので、最低線の科まで合っていあたら上等だと思ってます(^^)。
なので、気になるときは「?」をできるだけ付けることにしてます!

投稿: そら | 2011年10月 1日 (土) 23時34分

そらさん、こんにちは。
Macroteleiaのロシアの文献を訳しました。そして、この写真で検索表をテストしてみたところ、1発で種名が判明しました。
和名はありませんが、このクロバチの学名は以下の通りです。
Macroteleia laevifrons Kozlov, 1971
Macroteleiaの場合、写真から同定するには、腹部の比率>各翅脈の比率>胸部形態>色彩>全体のサイズなどが確認できれば、ある程度追っかけられそうなことが分かりました。

投稿: ひげぶと | 2015年1月20日 (火) 17時08分

ひげぶとさん、こんばんは、

ロシアの文献まで訳して、私の写真で確認して頂いて、ありがとうございます。和名が無いとのことですが、ezo-aphidさんのコメントにあったクサビタマゴクロバチと言うのとは違うのかな。学名が分かったのは良かったです。
しかし、写真から同定するのは難しいのが多い中で、種によっては写真判定でも結構いけるのがあるのですね(^^)。

投稿: そら | 2015年1月20日 (火) 22時53分

そらさん
クサビタマゴクロバチは、種名ではなく属名です。
振り返ってみると、和名がついているクロバチはあんまりいないですね。

投稿: ひげぶと | 2015年1月21日 (水) 00時23分

ひげぶとさん、こんばんは、

てっきり、クサビタマゴクロバチが種名だと思っていました。ありがとうございます。

投稿: そら | 2015年1月21日 (水) 21時13分

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