●ひとりごと(カメムシの卵の抜け殻)
いろいろと探しているのですが、なかなか良い虫との出会いが無いのは、やはり普段の行いのせいなのでしょうか(^^;。
いつものように撮れないと、それなりにいつもと違った行動をとってみたりして、葉っぱの裏も結構真剣に見たりしています。
でも、見つからないときは見つからないもので、仕方ないので虫に関係あるものだと一応撮ってみたりするのでした(^^;。
これは、カメムシの卵の抜け殻だと思いますが、良く見ると黒っぽい色の三角形をしたものが、幾つかの卵の殻に付いています。 これって、卵から孵化した幼虫の抜け殻なのでしょうか?
それにしても、幼虫が中から出るときに、丸くキレイに殻を開けて出てくるものなのですね(^^)。
カメムシの卵の抜け殻
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.5 F16 ISO200 (撮影:2011.08.20, 港南区芹が谷)
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コメント
面白いものを見つけますねー。電球カバーにとまってるハゴロモ成虫・・・・、ではないんですね。
半数程度の卵に個別に残されて、幼虫が脱出後に不要になるもの(=親に持たされた、”缶切り”かなぁ)。・・・・ホントに何なんでしょう。
投稿: ezo-aphid | 2011年8月24日 (水) 09時27分
ezo-aphidさん、こんにちは、
見つけたのではなく、帰ってから気が付いたのでした。この手の写真は、おちゃたてむしさんの方がお得意のような気がしますが(^^;。
「・・・ハゴロモ成虫・・・」ですか、気が付くゆとりが有りませんでしたが、こんな模様のガもいたような気もしますね。
孵化するところに遭遇したら、謎の物体の正体が分かるのでしょうが、何なのでしょうね(^^)。
投稿: そら | 2011年8月24日 (水) 12時40分
こんばんは、遅くなりました。
(たぶん)クサギカメムシだと思います。
なんどか、同じような光景に遭遇しています。
ピンポン玉に逆三角形のマークがついている。
クサギカメムシの孵化殻じゃあないでしょうか?。
投稿: jkio | 2011年8月24日 (水) 20時39分
jkioさん、こんばんは、
そうでしたか、何度もご覧になっていると言うことは、羽化したときの抜け殻なのでしょうが、確かにほとんどが同じ方向に付いてますね。
今までに、そんなに気にしてみたことが無かったので、小さすぎて気が付かなかったのでしょう。
でも、どういう経緯でこんな形のが残るのでしょうか不思議です(^^)。
投稿: そら | 2011年8月24日 (水) 22時13分
クサギカメムシをキーに検索してみると、同じマークがついた画像があちこちに。アーチャーンさんによれば、これは卵殻破砕器、ただし使い方は不明、とのことです。 参照:「我が家の庭の生き物たち」2008.7.31
「缶切り」というあてずっぽうは、一応アタリでしたが・・・・・。下の図からみると、(額のあたりにつけた?)三角カッターを、切れ込みが入った線に沿って内側から押しつつ、割っているのかもしれませんね。http://members.jcom.home.ne.jp/0711783601/kusaginofuka.htm
投稿: ezo-aphid | 2011年8月24日 (水) 22時27分
卵殻破砕器でしたか、さすが虫に詳しい方は当てずっぽうと言いながらも、実はそれなりの予想をしているのですね。
それに比較したら、私なんか見た目の印象だけで推理するので、まあ当たる方が不思議ですかね(^^;。
しかし、用が済んでしまうと外れてしまうと言うのも良くできた構造のようで感心してしまいます。
でも、おかげさまで、また一つ賢くなりましたが、何かの役に立つのかな(^^)。
投稿: そら | 2011年8月24日 (水) 23時07分
こちらの写真の2枚目は孵化直前、3枚目は孵化直後です。2個の赤い点は複眼のようで、その間にある三角板は、体よりも先に硬化するのでしょう。
ひよこが孵化する際の「卵歯(らんし、くちばし先端の小突起」と似てますが、こちらも、数日後に取れてしまうのだそうです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kusagikamemusi.html
投稿: ezo-aphid | 2011年8月25日 (木) 15時25分
良い写真を見ることが出来ました。
卵を中から開けて、出るときに取れてしまうようですね、一度くらい実物を見てみたいです。
ただの卵の殻だと思ってましたが、なかなか興味ある情報が得られて、大変面白かったです(^^)。
投稿: そら | 2011年8月25日 (木) 21時05分
いまさら・・・ですが、奥本大三郎さん訳注の「完訳ファーブル昆虫記」8巻上のカメムシ部分(142-183頁)を読んできました。ファーブル自身のルーペ観察と奥本さんの注釈から、次のように理解しました。
「破砕器にはT字型の稜があって、とくに硬いその交点がふか幼虫の頭頂部にあたり、それを卵殻まわりの(薄い?)部分に押しつけて割る。これは胚表皮(卵内で幼虫を包んでいる)という膜の一部で、卵殻ともつながっているので、幼虫脱出の際には残ってしまう。」
・・・まさに、ひよこの卵歯と同じ役わりですねー。写真を拡大して見ると交点尾の稜を判別できます。
投稿: ezo-aphid | 2013年5月10日 (金) 19時14分
ezo-aphidさん、こんにちは、
昆虫のような小さな卵から出るためにも、色々な仕組みが組み込まれているのには驚きです。それを、観察した人も凄いですが(^^;。
しかも、孵化後には不要になるので体から離脱する仕組みにまでなっているのですから、凄いです。
今日は、雨が降り出してしまったので虫撮りは駄目そうですが、夜中には上がりそうなので、明日は早起きして出掛けたいですね(^^)。
投稿: そら | 2013年5月11日 (土) 13時21分