●マドチャタテ科の仲間です!
先週の月曜日にチャタテムシを掲載しましたが、吉澤先生から採ったことのないチャタテムシなので実物を見てみたいとの連絡を頂きました。
こんなことは、そうそうある事ではないので、早速採集計画を作成し実行に移しプレゼントとしてお届けしたのですが、ここでも大チョンボをしてしまったのでした(^^;。
その原因を作ったのが今日のコイツで、同じ場所でウロウロしていたので、ついウッカリ間違えて採集してしまったのでした。良く考えれば、自分で撮ったチャタテムシの大きさ(こちらは前のよりも小さく、2mm前後しかありません)を知っていたはずなのですが、見た目が似たのが同じ場所にいたとは全く思わなかったので、疑うことなく採集してしまいました。
もちろん、プレゼントを楽しみにされていた先生は、標本をご覧になってガッカリされたことでしょうが、実はこの話には続きがあるのでした(^^)。
今回お送りしたプレゼントには、もう一種類おまけで同じ場所にいたチャタテムシを一匹入れておいたのですが、実はこちらがご要望のあったチャタテムシのメスで、私がオスだと思ったのはマドチャタテ科の一種(今回掲載)との連絡を頂いたのでした。
その折に、翅脈を図示して頂いて、両者の違いを詳しく教えて頂きましたので、改めて間違えた方のチャタテムシの写真を撮って見比べて、確かに違うことを確認できたのでした(^^;。
最終的に、写真ではオスとメスの両方撮れていますが、実物を採る方は日曜日にも頑張って探してみましたが、今のところメスしか見つけられていません。
日本では未記録種のようなので、オスの方を是非見つけたいと思ってますが、もしかした交尾のために短期間しか出てこないのかな?
マドチャタテ科の仲間 (チャタテムシ目/マドチャタテ科)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.5 F14 ISO200 (撮影:2011.06.12, 港南区芹が谷)
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1/8 F14 ISO200 (撮影:2011.06.12, 港南区芹が谷)
こちらも目が大きい方はオスなのかな?
α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS3.2 F14 ISO200 (撮影:2011.06.12, 港南区芹が谷)
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