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2011年2月20日 (日)

●まだいるヒメコバチの仲間

もう打ち止めかと思いながら、椿の葉の裏を探索していると、まだまだ撮ってないハチの姿があるんですね。
小さいのと似たようなのが多いので、パソコンで見ないとハッキリしないのもいますが、こんなに多くの種類が潜んでいたとは知りませんでした(^^;。
今回のは、体長約1.8mmと小ぶりのハチで、色も黒っぽい奴です。
私は出来の悪い生徒なので、形の雰囲気と見た感じが似ていることから、今回もヒメコバチの仲間としました。
色が黒いのよりは、先日のように黄色い方がキレイに撮れるので、個人的には色付きがたくさんいて欲しいです。
この土日も、多分椿の葉の裏をヒックリ返して歩き回っていると思います(^^)。

2月25日追記
ezo-aphidさんから以下のコメントを頂きましたので、記事の追加を行いました。

ヒメコバチ科 Tetrastichinae の Iniostichus kumatai Kamijo & Ikeda 雌です。小盾板と前胸中央に縦線が見えます。潜葉性の小蛾類に寄生します。」
種名のkumataさんはホソガなど小蛾類の研究者で、これはヒサカキ属のコハモグリガ属の一種から得られたとのことです。

ezo-aphidさん、いつも内緒でお世話になっている先生、ありがとうございました。

ヒメコバチの仲間 (ハチ目目/ヒメコバチ科)
Himekobachinonakama2_1102121 α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.8  F16  ISO200  (撮影:2011.02.12, 港南区芹が谷)

ヒメコバチの仲間2_1102122 α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS0.6  F16  ISO200  (撮影:2011.02.12, 港南区芹が谷)

ヒメコバチの仲間2_1102123 α700 Macro 100mm/F2.8 + 2.0x TELEPLUS MC7 DGX
SS1/4  F16  ISO200  (撮影:2011.02.12, 港南区芹が谷)

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コメント

そらさんへ
tukikです
ツバキの葉裏とヤツデの葉裏にいるコバチは種類が違いますか、同じですか?

投稿: tukik | 2011年2月20日 (日) 22時59分

tukikさん、おはようございます。

そうですね、同じ種類もいますが、どちらかと言うと椿の葉の裏の方が種類が多いですね。
この時期、葉を茂らせている植物が限られているのも関係していると思います。

投稿: そら | 2011年2月21日 (月) 08時27分

そら食堂ご亭主どの。いつもの先生のお見立てをお伝えします。
「ヒメコバチ科 Tetrastichinae の Iniostichus kumatai Kamijo & Ikeda 雌です。小盾板と前胸中央に縦線が見えます。潜葉性の小蛾類に寄生します。」
種名のkumataさんはホソガなど小蛾類の研究者で、これはヒサカキ属のコハモグリガ属の一種から得られたとのことです。

投稿: ezo-aphid | 2011年2月25日 (金) 17時27分

ezo-aphidさん、ありがとうございました。

種名の「kumata Kamijo & Ikeda」の部分は、三名の方が関わられたと言うことなのでしょうか?

こちらも、後ほど追加訂正させて頂きます。

投稿: そら | 2011年2月25日 (金) 21時01分

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